2013.09.29
カワイの教本/ピアノのステージAは、初級上~中級レベルで、子供も3つや4つの調号(♯♭)に馴れてくる頃ですが、フランスの作曲家/ミヨーの「やさしいおもてなしありがとう」のページを開くと、大抵の子は「なんじゃこれ、フラットだらけやん」と驚きます。わずか13小節の短い曲に、フラットを含め臨時記号が50~60個付いているので無理もない。20世紀に活躍したミヨーは、調性にとらわれない曲作りをしたので、この曲もハ長調のように調号を付けず、臨時記号を用いて書かれています。曲の大半は、私が好きな明るい変イ長調、部分的に短調に転調しスパイスを効かせ、中盤は白鍵ばかりのハ長調に転調することで安心感のある懐かしい雰囲気に、そして又基調へ戻ります。何だか題名のとおり「おもてなし」に感謝しているような、優しい気持ちにさせてくれ「難しい!」と言っていた子供も曲が完成すると、大人っぽい音色に満足気(^O^)「ミヨーって変な名前やけど(見よう・妙)、なかなかエエやん」…よく聞く感想です。