2013.09.20
教本に8分音符が出てくると、子ども達は少し大人になった気分でご機嫌「ぼくのママこれ分からへんで~」音符が読めない親に対し、生まれて初めて優越感にひたる瞬間。おたまじゃくしが2匹以上仲間ができると、しっぽ(符尾)が手に変わって仲良く繋ぎますよ(この横線が桁)。そして少しレベルが上がると、桁が2本の音符が登場します=さてこれは何分音符でしょう?…算数が得意な子どもは、音符の長さが短くなる程、数字が倍々で増えるのを覚えていて「16分音符」と正解を出す事もあります(素晴らしい)。そして倍々で、桁3本は32分音符、4本は64分音符=全音符を64等分に分けた長さ(と言うか短さ)の音符です。学生向きの一般的な楽典には、この64分音符までしか記載がないですが、実際クラシック音楽では、桁5本の128分音符も用いられ、ベートーベンピアノソナタ「悲愴」第1楽章冒頭や「告別」第2楽章にも登場します。と言えば「どんだけ速いねん?」と思われるでしょうが(確かにトレモロのごとく速く弾きます)、指定のテンポが遅いので(悲愴冒頭はグラーべ:重々しく遅く、告別2楽章/アンダンテ)、技術的には速い楽章の3~4本桁と変わりません。では最も桁の多いのは?おそらく桁6本の256分音符ではなかろうかと思います(同じくベートーベン/ピアノコンチェルト第3番第2楽章に見られる)。算数好きの子どもはどこまで答えられるかな、また出題してみよう(^O^)