2013.08.15
ギター・エレキギターは、ふつう弦を指やピックではじき、音を出しますが、指板上の弦を指で叩いたり押したりして音を出すことを、タッピング奏法といいます。ピアノは鍵盤楽器ですが、ハンマーが弦を叩いて音を出す仕組みから、どちらかと言えばギターのタッピング奏法に近く、その音色も親近感がわきます。この奏法の第一人者:エリック・モングレインは、ギター(アコースティック)を膝の上に水平に寝かせ演奏します。ビジュアル的には、イケてないかも知れませんが、神技の手法が生み出す独自の音楽は、素晴らしいの一言では表せません。エレキ界ではヴァン・ヘイレンが有名で、70年代のロックは、クィーンのギタリスト/ブライアン・メイをはじめ、ロッカーがあらゆる奏法を試し、限界に挑んだ時代です。ジミ・ヘンドリックスは歯で弾いたこともありました。この頃に比べると真面目なお利口さんに思えるベンチャーズも、ユニークな演奏をしていて「キャラバン」ではドラマーがドラムスを離れ、ベースの弦を叩きに行きます…ベーシストはコードを押えているので、ハチャメチャなものでなく、ちゃんと音楽を奏でるのです。21世紀のロックシーンは、ほとんど先輩ロッカー達が「やり尽くした」もののように思います。あとは「ビジュアル」で頑張って下さい…(と、カッコ良かったブライアン・メイを思い出しながら書いています)