2013.06.27
ドビュッシーピアノ曲の中では、それ程高いレベルではない「月の光」ですが、昨日お話しましたように、たいへん表現の難しい曲であり、楽譜から読み取ることができる範囲は限られています。ところが、ベルガマスク組曲を教えて頂いた恩師の薦めで、ピアニストでフランス音楽研究の第一人者である故:安川加寿子先生,校註の楽譜(音友社:どこでも市販されています)と出あい、ドビュッシーが好きになりました。まず女性ならではの運指(指番号)が、手に優しく弾きやすかったこと、どのタイミングで踏んで良いかわからなかったウナコルダ(ソフトペダル/弱音)や、こんなに踏み続けてよいのか?と、こわごわ踏んでいたダンパー(響かせるペダル)の指示も細かく書かれていて分かりやすく、自信持って踏めるようになりました。・・・もちろん恩師から丁寧な指導を受けたことは、何より感謝していますが、自分に合った楽譜に出あったことをきっかけに、ドビュッシーの音楽のみならず、ピアノへの意欲がより一層高まったことは間違いないと思います。