2013.06.26
先日14日「難しい4拍子」の題でも書かせていただいた:ドビュッシー「月の光」は、全4曲からなる「ベルガマスク組曲」の第3曲です(もちろん4拍子ではありません)。ベルガマスクとは「北イタリアのベルガモ地方の踊りや文化」または「仮面(マスク)をかぶったピエロ」などと言われていますが、どちらも詩人/ベルレーヌの作品「月の光」などから影響を受け、付けられたと伝えられます。ドビュッシー「月の光」は説明の必要のない、誰もが知る名曲であり、時に(よそのピアノ教室の)子供が、発表会で披露することもありますが、はっきり言って聴く気がしません(ゴメンなさい)。・・この曲はまず始めの1音2音から、慎重にデリケートに打鍵していかないと「美しい月の光が映る池、そして噴水のような流れ…」のように表現できません。かく言う私も、この曲には、始めの1小節から大変苦労させられました。音質・音量・ペダル操作・拍子の取り方、どれをとっても難しいですが、一番難しいのは「ルバート」(自由に)・・日常でも「自由にしていいよ」と言われ、好きなことやり過ぎて叱られることってあるでしょ?そんな感じで、月の光には音を膨らませたり(または逆も)、微妙なテンポの変化など、さじ加減にたいへん苦労させられました。(続く~つもり)