2013.06.25
オーケストラなどで、金管楽器のベルの前方に座っている奏者は、難聴になりやすいそうです。以前は、木管楽器や弦楽器奏者が耳栓をして防いだ?とも聞いています。現在は、前の奏者との間にアクリル板を立てて、それを緩和しているようです。しかしながら、ホルンは音の拡がりも大きく、倍音を多く含み、フォルティシモのときの音の大きさは、他を圧します。しかもベルが後ろを向いているので、小さなアクリル板では役に立ちません( ; ; )それで、オーケストラのホルン群の位置は上手(客席から見て右)から、だんだんと迷惑をかける人が少なくなるよう、左に移動してきました。日本でも60年代までは、ホルンは右に居ましたが、現在ではどこのオーケストラも左に移っていて、ドイツや東欧も同じです。しかしイギリスは、昔から左に座って迷惑をかけていませんでした=さすがに紳士の国です。(右側がホルンの定位置だったのは、それぞれの楽器の音の高低,音量や音質のバランス、また指揮者を見やすい、などといった理由を考え、18世紀から19世紀にかけ、楽器の定位置を確立したからです)