2013.05.23
「こぎつね」を弾いている女の子、右手のメロディーに伴奏が追いつきません。左手だけの練習しましょう~と言うと「ちょっと待って」と、何故だかピアノに背を向けて座ります…何を始めるのだろう?まさかモーツァルトのように、後ろ手で曲芸弾きを披露してくれるのでは?しばらくして「わかった~こっちが左手!」どうやら左手がどちらか分からなくなり考えていたようです。でも、どうして後ろを向くと分かるの?「おうちでご飯食べるとき、いつもこっち向いてるから、おちゃわん持つ方の手を思いだしててん」あれぇ?「こっち」と言っても、この部屋のこっちは西側の壁で、夕陽が見える訳でもなく、方角の決め手になるものは何もありません。お迎えに来られたママに尋ねると「はいはい、この子確かにいつも西向いてご飯食べています」とのことで驚きです。数年前、関西人が金曜の晩に必ず観るテレビ「探偵ナイトスクープ」(夜中やってるけど、ナイトはnightではなくknightである、ちなみに)で「人間方位磁石」というのを放送していました:このかたは、布団の上に横になると、大阪梅田のど真ん中でも、山奥でも南東の方角がわかる絶対方向感覚の持ち主でした。・・・女の子のママも「それ、私も観ました」と言いますが、そりゃそうです=関西圏では毎週ちゃんと観ていないと、いつ寛平ちゃんが視聴率調査にやって来るか分からないですから。ローカル番組はさておき、女の子がこんなことを言うのは初めてだったそうです~ピアノ椅子限定の絶対方向感覚かもしれません。大きくなり、もし登山家になった折には、ピアノ椅子を背負いチョモランマに挑んでほしいな、方位磁石を持たずに登頂成功のギネスだ~重い大きいの難点はありますが。