2013.05.19
平原綾香さんのジュピターに感動し、あらためてホルスト「惑星」を聴きなおしたかたも多いと思います。ホルストの「惑星」は、7曲からなる組曲で、地球と冥王星は入っていません(私の子ども時代は、太陽系惑星を水金地火木土天海冥と覚えました)。地球が無いのは空に浮かんでいないから(ホルストは天文学的見解から曲を書いた訳ではなく、どちらかと言うと占星術のイメージが近い)で、冥王星が無いのは作曲した時(1920年)には、まだ冥王星が発見されていなかったからです。2000年になってマシューズという人が「冥王星」を作曲して付け加えました(おせっかいや~)これはベルリン・フィルも録音するくらい話題になり、数種類のCDが発売されました。しかし、誰もが知っているように、2006年に国際天文学会が、冥王星を惑星から登録を抹消してしまった!!そしてマシューズの思い付きも苦労もおせっかいも水の泡となりました。草葉の陰でホルストは上機嫌かも。・・・という訳で、21世紀初頭8曲になりかけた「惑星」は、再び7曲に戻ることになりました。(ただ、冥王星発見は1930年で、ホルストは1934年に亡くなる前「冥王星」の作曲を手掛けていたようです…未完成のままで良かった)