2013.05.18
さて、指揮者/尾高忠明さんの父で指揮者/尾高尚忠さんはじめ(昨日のトピックスで)、尾高家は名門の音楽一家、音楽一族であります。忠明さんの兄、尾高惇忠さんは作曲家で現在、東京芸大名誉教授です。管弦楽曲・歌曲はじめ数多くの作品を書いておられますが、子どものためのピアノ曲集「童話の国」は亡くなられたお母様に捧げたものだそうです(お母様はピアニストで、国立音大教授でした)。この曲集、バイエル程度の小品から、ソナタレベルでないと難しい「ソナチネ」まで、大人が弾いても楽しい曲が満載しており、発表会の選曲でも重宝させて頂きました。ずいぶん前ですが、小学1年生だった女の子に弾いてもらった「こがね虫のロンド」は、「♪こがね虫は金持ちだ~」をイメージしたメロディーをモチーフとして、フーガの技法も見られる難曲ですが、その子1週間でほぼ完成させてきたことに驚かされました。「だっておもしろいも~ん、こがね虫が追いかけっこしてるし、ここはぶつからないように道をゆずってあげているところ…」とお話してくれたのを覚えています。以降、子どもを夢の世界に引き込んでくれる童話の国は、私の大切な一冊となりました。(その女の子、大きくなり薬科大に進学しました。私の教え子は何故だか理数系大学に進む率が非常に高いです~先生は理数系どころか勉強全部嫌いだったのに)