2013.05.15
私は、ちょっとしたサロンコンサートくらいしか経験したことがないので、演奏会前の心構えを語るなんて恐れ多いですが、ピアノという楽器は、自分の右半分を観客に見せることになるので、中途半端に緊張してしまいます。よくピアニストが「声楽家のように正面向けたら、肝が座るのに」と言いますが、声楽家は反論するでしょうね。私の場合は、開始前にマイクで挨拶させてもらうから、肝は座り落ち着きます。あとは曲に集中するだけ…と、簡単に言ってしまいましたが、あくまでも私の場合であり、大抵独奏であるし、曲目も大半はポピュラーなので、集中力が途切れそうになれば「アドリブきかせりゃ良い」くらい甘い考えだからです。参考にならない「私の場合」はさておき、先日、天海祐希さんが公演を断念され、退院後のインタビューでは、ご自分の体調管理を責めておられました~プロは大変ですね。一流の演奏家は、どのような心構えで本番を迎えるのでしょうか?あるピアニストは「練習に練習を重ねるのは言うまでもなく、一週間前になると、食事から生活リズムまで、思い残すことが無いようにするが、しなければならないことより、したいことをして、コンディションもメンタルも整える、そしてやっとコンサートをイメージしていく」そうです。(続く)