2013.03.09
クラシック音楽好きの兄は、何千枚というCDを持っており(レコード時代も何千と持っていた)「ピアノ曲のCDあげよか?」と言うので何でもいいから送って~と頼みました。早速届き、開くと色んな作曲家・ピアニストの物が何枚も入っていました。中には表面にサインペンで「バッハ小品集、子どもよりヒドい演奏」と書いた物があったので、興味津々・・・演奏者は最近まで「若手」のイケメンお坊ちゃまのように呼ばれていたピアニストですが、もう中年の域に入り、教育用のCDも出しているようです。しかし聴いてみると、兄が書いているように「子どもよりヒドい」まではいかなくとも、全く心に響かない演奏でした(バッハ小品集は有名な「ト調のメヌエット」はじめ子どもが習う曲が沢山入っています)・・いくら教育用で、きちんとした演奏であっても、心に届かない音楽は機械でも出来ます。いえ、今どきコンピューターの方が勝るかも?このピアニストはショパンを主に、最近はベートーヴェンもよく弾かれ、作曲家の意図を忠実に再現されるタイプのようですが、バッハの時代は現在のようなピアノではなく、チェンバロ(またはハープシコードという鍵盤楽器)だったので、同じ鍵盤方式であっても全く別の楽器です(クラビコードというピアノに近い打鍵方式の物もありましたが、性能が悪くあまり使われませんでした)…一般的にピアノでバッハなどを弾く時は「チェンバロやオルガン向きに作曲された物」であることを理解しながら、時代や作曲家の意図を汲み取り、より感情を豊かに表すことが出来る「ピアノ」で表現していくのです。それがあまりに淡々と弾かれているので、面白くも何ともない音楽になっています。バッハを勉強し過ぎたからか?と思いきや、「装飾音」の弾き方が、後の時代の流行りだったりしてハチャメチャでした( ; ; )さ、他のCD聴こう~っと。