2013.01.22
日頃テンションの高い仕事をしていると 家に一人で居る時は テレビも付けず「無」になっている事があります・・かと言って 悟りを開くといった 偉い「無」ではなく、単に脳を休ませているだけです。無になると「しーん」という音が聴こえてきます (耳鳴りですって?いえいえ まだそれ程の年齢ではありません)…日本で初めて 静けさを表す「しーん」という言葉を活字にしたのは 手塚治虫さんだそうです。
日本人は 静寂の中の音に敏感ですね、小さなカエルが古池に飛び込む水の音なんて、誰もが一度は想像し わびさびを感じられたと思います。
私の実家は 母が茶華道を教えていたので、子どもの頃から 静寂の中の音を教わりました。本来 茶室がある立派な日本家屋では 門から入り日本庭園を眺め、鹿威しの 小さな「カコーン」音に耳を傾けるのでしょうが、昔住んでいた家は 茶室はあれど 猫の額より小さかろう庭に 父が体育好きの私に 鉄棒を作ってくれたから (父は建築家だったので 物作りは朝めし前) 暇さえあれば 玄関横でクルクル回っておりました(鹿威しならず 来客威し)
茶道は 足が痺れますが けっこう楽しく教えて貰った記憶があります。まずは「炭」を知らなくてはなりません…湯を沸かす為に 上等な炭を使う訳ですから 茶道に興味のない方は「勿体無い ~ 肉 魚焼けばいいのに」と理解出来ないかも知れません。
(続く)