2013.01.11
スケーターズワルツ・女学生をはじめ ワルツで有名なワルトトイフェル (って 3日連続で申し訳ございません…もう一言しゃべりたくて) の作品で「スペイン」をご存知でしょうか? 子どもの頃 よくリコーダーで吹き、とてもリズミカルで楽しく 大好きなワルツでした。ところが 大人になり これが正しくは「シャブリエの狂詩曲に基づくワルツ/スペイン」である事を知りました。シャブリエは「絵画的小品集」をはじめピアノを習う上でも必ず知る、ワルトトイフェルと同じフランスの作曲家です。面白いことに二人は年齢も近いのですが、ワルトトイフェルが 才能を開花している頃 シャブリエは公務員をしておりました。ピアノは天才的に上手く、独学で作曲を学び 40歳目前で転職すると言う 異色の作曲家でした。ピアノ曲のほか この「狂詩曲スペイン」(これはピアノ用の譜面ものこしています) などの 素晴らしい作品を書いた背景には、作曲家/フォーレや 画家/モネ・マネ・セザンヌ といった驚くような偉人達との交友があったとも言われています (きっと お金持ちだったんだろうな~ それに公務員といっても高級官僚です♡)
作曲家としては先輩であるワルトトイフェルが 何故ゆえに 後輩の曲を取り入れたか? (ワルツになったとは言え もともと3拍子、しかも「狂詩曲」= ラプソディと呼ばれる、自由な形式で 熱狂的な音楽表現のある曲ですから 芸術性も高く ややもすると 二番煎じの駄作になる可能性もあります) お二人に どんな親交があったのか あまり後世に残されていないので不明ですが、ワルトトイフェルが よほど「狂詩曲スペイン」を気に入り 敬ったことは間違いないでしょう。