2013.01.05
ラヴェルの「ボレロ」は世界一長いクレッシェンドとして有名ですね。もともとはバレエ音楽で、スペイン人役のダンサーの踊り~の依頼を受け作曲されたようですが、後世これ程 変わらぬ人気でいようとは 依頼者はおろか ラヴェル本人も予想外だった事でしょう。
この曲が 重要な手掛かりとなる、もう10年は前の ユースケ サンタマリア主演映画「交渉人 真下正義」が 大好きです。もう何度観たことか…(それほど映画好きでもない私が 何回も観るのは ハリソンフォードかコレくらいなもの)
・・コンサートホールで演奏中の「ボレロ」に事件の手掛かりを見つけ、何百小節か後に鳴る「シンバル」を止めなくてはなりません (と、子供っぽいと言ってしまえばおしまいですが…) ご存知と思いますが 始めは 耳を澄ますくらいの演奏~以降 最後までゆるやかに ずっと一つのクレッシェンドであります。指揮者役の西村雅彦さんが また面白く、演奏始め ほとんど指揮棒が振られていません(^o^)そして 曲が進むにつれ リアクションが大きくなり(これは本物の指揮者でもそうでしょうが) 主役より印象的な演技がユニークで、ハマってしまいます。 単調にも思えますが 終始同じリズム打ちの小太鼓奏者は 本当に大変で、この曲の依頼が来ると ありがた迷惑だとか。
映画では かなりクレッシェンドが大きくなり終盤を迎える時、シンバル奏者を 後ろからそうーっと近付き 羽交い締めにする場面は最高に面白いです。
管弦楽をほぼ一曲 ステージの後ろからも楽しむ事が出来る映画って貴重です♡