2140. 楽しいリズム課題
2020.09.15
ひと通りピアノのレッスンを終えると時間の許す限り、ソルフェージュ関係を楽しんで頂いている。聴音は「聴く」「書く」だけではなく、幼児や低学年の子どもには好きな音・音符を用いて書いてもらったり、高学年生には右の様に リズムをメモに書いて渡して 自由に4小節程度の曲を作って頂くことがある。 「同じ音ばかりはダメよ」と言えば、自分でも何の音か分からないほど加線※の多い音を書き込んだり(それ 魚の骨じゃないの?とツッこむ)、♯♭を滅茶苦茶に書いて調性不明のメロディーを作ったり ユニークなレッスン生たち。 16分音符を含んだ少し難しいリズムにハマった子どもに、全音符ひとつだけのメモを渡すと「何でこれだけなん?」とクレームが出る。もう帰る時間だからよ、ハ長調なのでドを書いて終わりにしてね。
※ 加線とは、五線内では書き表せない音に加える短い横線のこと。幼児が最初に覚える「ド」の横棒も加線(下第一線という)