2138. ハモり
2020.09.13
「私たちは ザ・ピーナッツです」伊藤姉妹の地声は微妙に音程が違い、これが面白くて子供の頃 姉と真似して喋っていた(私は低い声担当)。勿論ヒット曲「恋のフーガ」などは振りも付けて歌った楽しい記憶がある(歌も低音ハモリ担当…させられていた)。
さて、メロディーを安定した音程の「3度でハモる」ことは多いが、サラッとした感覚の5度ハモリもよく使われている。5度の音程は元々 聖歌に用いられる古い教会旋法で、近代作曲家/ レスピーギが 交響詩「ローマの松」に用いたことでも有名。不思議なイメージもあり、ミステリードラマやSF映画音楽でよく耳にする (私が幼少より和声感覚が身についたのは、ザ・ピーナッツのお陰) 写真「スマの松」