2117. 音楽室から出たい
2020.08.23
「センセー、ピーターと狼 知ってる?」と尋ねる低学年の男の子。 知っていますよ、動物が沢山 出てくる音楽の物語でしょ? すると「今日 聞いてん。狼が出て来る音、めっちゃ怖かって 音楽室から出て行きたくなった」と言いながらも、ピーターはバイオリンで(バイオリンを含む弦楽合奏)、猫はクラリネットで〜と、ストーリーと共に 楽器の解説もしてくれた (よく覚えているね、頭いいなぁ)。 そして 何とピーターのテーマを、ピアノで弾き始めたのには驚かされた。「♪ソードーミ ソッラソーミ…」 素晴らしい耳コピ力ね、授業で聴いただけなのに。
「ピーターと狼」は、プロコフィエフ自身がロシア民話をもとに書き上げた 交響的物語(ナレーション入り)。
今朝久しぶりに、目覚ましがわりに聴いてみた。 ピーターが知恵を絞って狼を捕らえるシーンは、ハリーポッターに酷似している部分があり、後の映画音楽界に影響を与えたことも想像される。 恐い狼はフレンチホルン、アヒルはオーボエ