2092. 指導者として
2020.07.29
足がずば抜けて速く 運動神経抜群と聞けば、勝気でキツい性格を思い浮かべてしまうが、トピックス2091.に書かせて頂いた 指揮者/ 小林研一郎さんは、とても穏やかな方のようだ。過去の オーケストラを指導されている記録では、マエストロとしての込み上げる激しい思いを 大変丁寧なお言葉で楽団に伝えていらした。そしてとても謙虚な方だと感じられる。私も、一ピアノ教師として、いつも 分かりやすく優しく謙虚でありたい。 音楽好きの私の兄から聞いたところ、大学生の頃 部活のオーケストラの演奏会に 若き小林研一郎さんが指揮に来てくださったそうだ(私は記憶にないが、テレビ放映されたとのこと)。しかしながら「部室に三度も来てくれて 丁寧に指導して頂いたが、トロンボーンが一本足りないことがわかり、怒って出て行かれた」と 兄。 ガーン!そりゃまずい、それからどうなったの?「ケイオン(軽音楽部)のメンバーを呼び出して来てもらった」そうな(仏の顔も…)。 パート楽器が足りないのは、ピアノの音が部分的に鳴らないのと同じね。