2075. ただならぬ童謡
2020.07.10
新しい歌がどんどん生まれるのは良いと思うが、昭和の誰もが知る童謡唱歌が消えてしまうのは残念。しかし 幼児教育の場では、古い歌でもリトミックに取り入れることで、幼児と楽しい時間を過ごすことができる。「むすんでひらいて」は、昭和どころか 元はルソー作曲で ルイ15世に披露したとされている歴史のある歌だ。明治時代 讃美歌として日本に伝わり、後に「♪見渡せば 見渡せば青柳」という替え歌で広まった。また「♪見渡せば 寄て来る敵の大軍…」といった軍歌として歌われた時もあってただならぬ童謡だ。まだまだ後世に伝えないといけないね。リトミックでは「♪むすんでひらいて」の後「♪おひさまキラキラ」と歌うのが一般的で、替え歌もたくさんある。
写真/ 立葵がてっぺんまで咲いたのに、梅雨は明ける気配がなく 被害を拡大している (T-T)