2069. ソステヌート(1)
2020.07.04
バーナム・ピアノテクニック教本より「右足をまっすぐのばそう」は、楽譜のように「ド」を右手親指で押さえながら 小指で「ソソソ」「ラララ」と鳴していく練習曲。これは シンプルながら片手で2声を弾く技法を養うので、とても重要だ。しかし最後の1オクターブ離れた「ド」に 指が届かない子どもが多く「そこは親指を離して良いよ」と指導している。すると「じゃあ 最後だけ左手で手伝えばいいやん」という意見もあって、それもアリ。 先日これを練習する男の子が「いい考えがある」と言い ペダルに足を掛けようとした。何するの? すると 真ん中のソステヌートを踏んで「ド」の音を延ばし、譜面どおりに弾きこなしたのだ。お見事! 神がかっているわ。 以前3本ペダルの それぞれの意味を教えたが、よく使い方を覚えていたと思う(ソステヌートペダル: 初めに出した音を伸ばしながら、響かせたくない音を重ねることが出来る) 。最近ダンパー(右のペダル)を使い始めたばかりなのに偉い! 次の曲「左足をまっすぐのばそう」も頑張って。
フルーツポンチ・村上さんは、両足まっすぐ伸ばしたまま走るので「ヒザ神(しん)」と呼ばれている。