2012.10.11
何度か 似ている曲の話をさせて頂きましたが 似ている要素として メロディーの他にも 曲想や構成と言った 部分での類似で 「あれ~?何だか近い♪ 」と感じる事があります。 題名が同じ(又は類似)曲は 曲想が近いので 似てしまう事もあるでしょうが、今日は 一見 無関係そうな 2 曲の ソックリさんを挙げてみます♡
ドビュッシー [ グラドゥス・アド・パルナッスム博士 ] は (有名な曲ですが、ご存知ない方の為に…) クレメンティ作曲の グラドゥス・アド・パルナッスム というピアノ練習曲集を 一生懸命 練習している 子どもの情景を 表した曲です・・・「博士」は 言わば「あんたは偉いよ ~ 」と 皮肉った感じかと思います。 前半 とてつも無く素晴らしい集中力で 練習する場面 …中盤では 飽きてきて 注意力散漫…そして 後半では また我に返り 練習に励む、といった流れです。
一方 カワイの教本 : ピアノのステージ 2 にも載っている 福島 雄次郎 作曲 [ セリョ坊主 ] は 前半 スタカートで刻む 終始「ミ」の音に わらべ歌の音階による 速いメロディーが 乗っかります・・・これは、お寺の 小坊主が 木魚を調子良く 叩いている様子… 中盤 ごくゆっくり 静かで美しいメロディーと 寺の鐘の響きに変わります ~ 木魚を叩く事に 飽きたか、それとも 住職に呼ばれ 鐘突きを見習いに行き 夕暮れの空でも眺めているのか? セリョ坊主 (ナマグサ坊主と 言われています) …そして また 軽快な前半へと リピートが行われ フィーネとなります。
おそらく 坊主の 作曲家は ドビュッシーを意識して 和風バージョンを 書き下ろしたと 思われますが (あくまで私の意見です) 「こんな 似かた あるある~」を 楽しめる曲であります (^O^☆♪
セリョ坊主は よく発表会で演奏されますので YouTube などで お聴きいただけるのではないでしょうか?