2051. 算盤が語る話
2020.06.16
「算盤が恋を語る話 / 江戸川乱歩」が好きだ。文字をソロバンの珠の数に置き換えて、社内の彼女に恋心を伝える話。書かれたのは大正14年で、モールス信号は勿論ご存知だったと思われるが、コンピューターの基本とも言えるので恐れ入る。しかも机上に そっと置く事が出来て、まるでスマホを予言しているかのよう(乱歩賞ものだ~笑)。さらに凄いのは、ちょっと振るだけでご破算になること。スマホに入力した文章を消去するより速いかも知れないね。 珠算教室に通う子どもは レッスン生にも何人か居て、譜読みが速いように思う。私も小学生のころ習っていたが、楽し過ぎて 暫くピアノを辞めていた。( ̄◇ ̄;)