1983. 愛らしさ~雪柳
2020.04.10
(1982.に続く) もう一つ、花が終わる時 雪柳は「吹雪く」と言う。子供の頃、祖母宅の雪柳が満開になると 長い枝の根元を握りスライドさせ、掴んだ無数の花を空に向けて放つ~という吹雪き遊びを楽しんだ記憶が蘇る。いつまでも続けるので一面真っ白 枝は丸裸になるのだが、同時に 叱ることなく苦笑いで見守ってくれた祖母をも思い出す。・・雪柳の花言葉は、愛らしさと 静かな思い。「愛らしさ」は カワイ版ブルクミュラー25より装飾音のエチュードの題名であり、全音版などでは「優美」としても知られている。細かい動きの音をキチンと弾けるようになれば、思いを込めて愛らしく かつ優美に弾こう♪ 花が舞うように。