1894. 可哀想な貝
2019.06.16
ボランティアのコンサートで、一緒に歌って頂くコーナーに 今月は「さくら貝の歌」を組み込んでみた。「♪うるわしき 桜貝ひとつ」去り行ける君にささげる~悲しい歌。私は 浜辺で桜貝を拾うと、幸せを感じたが。
・・・貝殻拾いをして 時々 小さな穴のあいた物を見つけることがあった…まるで「ここに紐を通してアクセサリーにしてください」と言わんばかり。これが不思議と 蝶番の部分にあいていてバランスも良い。さて、これは何故だかご存知? 答え〜それは 天敵の「ツメタ貝」に襲われたから。この恐ろしい貝(絵に描いてみた:右)は、桜貝やアサリなどに まとわりついてカルシウムを溶かし、ヤスリ状の歯の様な物で 急所に穴を開けて中身を吸い出すそうだ(蝶番の部分は 見た目より薄い)。穴の開いた巻貝も 時々見かけたが、これも食べられた後なのかも知れない。 何とも悲しい結末よ…(昨日 回転寿司店でアワビの握りを食べ、とても美味しかった)。