1648. パルナッスム博士のトラウマ
2017.06.03
(トピックス1647.に続く)私はアルゲリッチを ピアノの神様と崇めているが、どこが好きって 全ての音が「まろやか」なところ。ピアノ協奏曲などの オケをリードする強烈な演奏の中にも それを感じていた。今回のコンサートで 驚かされたのは「星の王子さま」の企画で、朗読と映像を交えた 子供も楽しめる第2部。子供向きだからと、力を抜いて鑑賞していると「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」に不意打ちされてしまった: 16分音符の群れが波のようにサザーッと、しかも「まろやか」に押し寄せて来たから。発表会等でもよく演奏される中級程度の曲だが、神の手にかかるとドビュッシー(作曲者)もクレメンティ(元になった曲の作曲者)も驚愕の 技巧的演奏でして。たかがパルナッスム博士されどパルナッスム博士。あーぁ当分の間 この曲は(自分が)情けなくて弾けないなぁ(;_;)