2024.10.25
以前、エレクトーン(電子オルガン)教室に幼い頃から習っていた方が幼児教育科の入試の相談に来られました。
入試もそうですが、これからはピアノでレッスンされた方が良いとお話ししました。
エレクトーンの軽い鍵盤ではピアノの鍵盤の重みに慣れず、音の強弱も指や腕、体をも使って弾くピアノとでは、まるで違います。
短大や大学、また専門学校でも基本はピアノです。
軽い鍵盤だと指の力もつきません。
音の強弱はピアノでは指、腕、体を使って出すので、ピアノを習ってから早いうちに本物のピアノで練習されますように。
また、家にキーボードしか無い場合は、エレクトーン同様にピアノレッスンには不向きですが、楽譜を読めるようになる事だけご希望なら、短期間お使いになっても良いと思います。
でもレッスンを続けられるのでしたら本物のピアノ、もしくは電子ピアノをお勧めいたします。
私が幼い頃は家や学校はピアノかオルガンでした。
まだ電子ピアノはできていませんでした。
ですから、ピアノといえばグランドピアノか縦型のアップライトピアノを指しました。
今は鍵盤が有ればピアノと言われる事も有り(流石に少ないですが)、グランドピアノやアップライトピアノをアコースティックピアノや生ピアノと言い、区別することさえあります。
キーボード、エレクトーン、電子ピアノと言われる楽器と、グランドピアノやアップライトピアノと言われるアコースティックピアノは構造が全然違います。
簡単に言うと、前者は電源を入れないと鍵盤を押しても音が出ません。
音はサンプリングの音が再現されます。
後者は鍵盤を押すと、鍵盤から繋がっているハンマーが弦を叩き、音が鳴ります。
ピアノを弾くタッチ次第で音は変わります。
それが魅力です。
広島のカワイ広島では11月もピアノの解体showがあり、今回は電子ピアノの中身も見せて下さるみたいです。(確認していませんが)
11/3、11時と13時の2回あり、無料です。各部約30人、要予約です。