2021.10.09
教室では、楽譜を自分で読めるように指導しています。
最初は1音から。鍵盤と音符の位置を覚えます。
音符、休符の長さも1拍から始め、リズム練習の後で音を乗せて弾きます。
1対1のレッスンでひとつひとつの事を確実に会得して行くように指導します。
これの積み重ねで、自分一人で楽譜を読めるようになって行きます。
就学時前のお子様のおうちでの練習で、気をつけて頂きたい事が有ります。
側から直ぐに「右手だよ」とか、「ミの音だよ」と言うふうにすぐに正解の助け舟を出さないで下さい。
「あらっ、そこはどうかな?」とか「上の段は右手で弾くと習ったけど、どうだったかな?」などと問いかけて習った事を思い出させたり、一緒に考えると言うふうにして下さい。
また、お家での練習で、新しい事や新しい曲を教えないようにして下さい。
レッスンで先生のお話を聴かなくても、おうちの人が教えてくれて弾けるようになるからいいや、という事にもなります。
これを繰り返していると、レッスンで先生の指導を受け付けなくなり、お話を聴けなくなります。
これではレッスンになりませんし、長続きしません。
初めから、自分で読んでいく習慣をつけましょう。
周りの方は焦らず、本人が自分で理解するまで、見守って下さいますようお願い致します。