2020.06.16
楽曲に向かい合う時、演奏上ですが、大切な事は魂を開いて作曲家と向き合い、協調だと思っています。
楽譜上に書いてある事は必要最小限のお願い事であり、その意図を汲んで自分との折り合いで演奏していると思います。
何よりも指運動、無意識の音の羅列にならない様に。
心からの演奏は、演奏者が楽曲に没頭し、自分の出したい音になっているか耳をすませています。
そして一人一人、同じ演奏はありません。
唯一無二のかけがえのない演奏です。
どんな楽曲も作曲家が何かインスピレーションを得て作っているのでしょう。
演奏者もその事に気づき、それに答え自分の心と共に表現できたらと思います。
演奏する時は、先ず自分の心、魂を開いて素直な気持ちで取り組んでみて下さい。
作曲家の思いを受け取られるはず。
どんなに短い楽曲でも、幼い子供さんが弾く時も変わりありません。
演奏する事は人と関わるのと同じですね。
いいえ、人と関わる時だけでなく、何に対してもそうだと思います。