2020.02.03
「音楽に花束 冬」
2月2日(日)広島国際会議場フェニックスホールにて演奏会がありました。
指揮は飯森泰次郎でブラームスのヴァイオリン協奏曲ニ長調を大江 馨のヴァイオリンで。
5列目の席だったので、高度の技術と共に息遣いや表情がよく分かり、ソリストの楽曲への向かい方を垣間見た様な気がしました。
アンコール曲はバッハのヴァイオリンソナタ第3番からラルゴ。
無伴奏で、最初の音が出された時から感動で胸が一杯になり、涙が溢れそうになりました。語りかけるような静かな音色が胸を打ちました。
次はドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」でした。
今日は節分で明日は立春です。
旧暦では立春が1年の始まりとされていました。
その意味で音楽でスタートを切りたいと思いました。
ドラマティックで郷愁もあり、リズミックで金管楽器と打楽器で力みなぎる演奏で、エネルギーを頂きました。
ステージには華道家、假屋崎省吾さんの生花が上手と下手に飾ってあり、演奏が始まる前に、「お花を観ながら、ゆったりとした気持ちで演奏を聴いて下さい。」とお話をされました。
淡いブルーの地に金の刺繍を施してあるジャケットをお召しで、とても素敵でした。
昨年にお花と演奏に魅了され、今年もと行ってみました。