2019.06.05
レッスンを始めた頃は字が読めませんので、「色音符バイエル教本」でした。私は色で音符を読むのは難しく感じ、譜線の位置で譜読みする方がたやすいように思っていました。しかし、家での練習で、母の譜読みで耳からメロディーを覚え、母の弾く真似をする事で、なんとなく曲をクリアして行くようになっていました。母は、この後の譜読みの自立についてはあまり考えていなかったのではないかと思っています。
小学校3、4年生辺りから1人でレッスンに通うようになりましたが、お姉さん方の弾く曲を耳で覚えて、家に帰って練習していました。その頃は耳で聴いて直ぐに覚えられたのでした。そんなわけで、譜読みについては、リズムは分からず、音符もパッと直ぐには読めない有様でした。その代わり、テレビで流れる音楽、巷で流れる曲をピアノで再現して遊んでいました。その時代は各学年で下校していましたので、低学年は給食を食べたら下校、中学年も5時間目がある日は週に2、3時間位で、家に帰ってからの遊ぶ時間は十分に有りました。呑気な楽しい小学校時代でした。