2019.04.06
今日、夕方からNHKBSで「特別編 蜜蜂と遠雷 ピアノコンクール」を観ました。昨年に放送したのを更に特別編集されたのかと思いますが。「蜜蜂と遠雷」(恩田陸)はご存知のように2017年直木賞と本屋大賞を受賞されたのですが、この小説のモデルになったコンクールがこの浜松国際ピアノコンクールです。コンクールは3年毎に開催され、昨年で10回と歴史は浅いのですが、受賞されたピアニストがその後、チャイコフスキーやショパンコンクールで受賞されたり、国際的に活躍されているので、ピアニストの世界では有名です。3次予選を経て本選に進み、昨年は382名が応募し、3次の予選を経て本線で残ったのは6人。1位がトルコの方、2位が日本のピアニスト牛田智大さん、3位が韓国の方、4、5、6位が日本の方でした。このコンクール始まって以来、日本人が2位に、他3人も本選に残りました。この番組では、主に牛田智大さんに密着撮影されていて、興味深いものでした。昨年秋だったか、広響の演奏会で、牛田智大さんのピアノコンチェルトを聴きに行き、演奏会後のサイン会で、彼の手が以外に小さかったのに驚きました。番組の中でピアニストがどこのピアノを選ぶのかも見せてくれたので、自分の予想と結果を見るのも面白かったです。「蜜蜂と遠雷」の方は読みましたが、音に対する表現がとても豊かで、曲のイマジネーションをする時に役立つと思いました。是非読んでみて下さいね。❤️