2016.02.24
今月のアンサンブル
小学生以下のグループはそれぞれ全員参加で、充実した時間を持てました。
昨年の発表会以来、意欲的になった生徒さんが多くうれしい限りです。
今年の発表会は会場や日時は、決まってないのですが、
アンサンブルは、ビゼー作曲の『カルメン』に取り組もうと思っています。
決まった楽譜を練習するだけではなく、
グループの力に合わせて、取り組み方はいろいろですが、
自分たちで考えながら積み上げていきます。
音楽を聞いてどんな感じの曲かを知る。
以前にアレンジした楽譜を見ながら、
まずは、みんなが右手でテーマを練習。
半年後には、こんな風に弾きたい。
レヴェルアップできているだろうな。
と、想像しながら左手で出来そうなところを探してみる。
もっと上手になっていたら、
今は難しいと思っている所も弾けるかも……
その時は楽譜を変えるかも……
なんて、幅を持たせつつ、
生徒さんたちの成長に期待を寄せています。
随分前のアレンジなので、すべて手書き。
『これ、全部先生が書いたん?』・・・・・・『そうやで』
『なんで、手で書いてるの?』・・・・・・『パソコンが無かったし』
『こんな、たくさん書いたん?』・・・・・・『これは、まだ少ない方やで!』
『1回の発表会で100ページくらい書いてたし』
『先生、自慢してる?』・・・・・・『うん、してる』
『先生って何でもできるん?』・・・・・・『それはちょっと違うな』
『ほかの人にできない事でも、先生にとっては得意なこと、
他の人にとっては簡単なことでも、先生には難しいこともあるよ。
みんなそれぞれ得意なことや苦手なことを持っているよ、
だから助け合っていくんやで・・・・・・』
そんな話をしながら、集中力を発揮。
意欲的に取り組んでいる生徒さん達との、嬉しい時間でした。
ぼちぼち、歯車が回りだしました。
みんなで、今から積み上げていこうね。