2014.11.12
ピアノを弾く時、良く聞く言葉。
『やっぱり小指が弱くて……』
『小指や薬指は不器用で……』
本当に弱くて不器用でしょうか?
実は器用で使いやすい指だと思います。
ただ、今までに使ってあげてないだけでは?
使う頻度が少ないと、思うように使いにくいのは当たり前。
ピアノを練習する時だけではなく、いろんな場面でどんどん使いましょう!
電卓のボタン、部屋の電気のスイッチ、リモコン
パソコン、字を書く時に紙を押さえる・・・・・・
使ってみると、『結構使える!』
『左手はどんくさくて!』
と思う人は、なんでも左手でやってみよう!
実は私がピアノを習いだしたのは、高校生の時。
それまでは勝手に弾いていました。
いきなり、
ハノン・ツェルニー100番・ソナチネ から始めることになり、
思うように動かない左手のために、
左手で字を書いたり、お箸を使ったり……
ドアを開ける、物を取る……何をするのもできるだけ左手を使う。
ピアノの練習をする時(特にハノンの様に左右が同じ音の物)は左手から始める。
お蔭で、左手の苦手意識はずいぶん解消されました。
『弱いのです』『動かないのです』と言って、終わらずに、
苦手なことは、日常にできるだけ使ってあげましょう。
きっと、よく動くようになってくれますよ。