2014.10.11
生徒さんからの嬉しい質問です。
まず第1段階。
書いてあることをできる限り読んでみましょう。
無駄なことは書いてありません。
始めたばかりの人なら、
まず、調号と拍子を確かめ、リズム・音名を読みます。
指使いを確かめたら、ゆっくり弾いてみます。
スラーやスタッカート・強さなどの記号は守れていますか?
他に記号や言葉は書いてないですか?
同じ音型、指使いなど、パターンが見つかると弾きやすくなりますね。
第2段階では、『なぜその記号が書いてあるのかな?』と考えてみます。
スタカーットをどんな表情で弾けばよいか、見えてきます。
強弱やテンポの変化も、つかめます。
曲名からも解ることが多いですね。
実際に自分の行動に当てはめてみると、より判りやすくなります。
同じことを何回も言う時はだんだん大声になりますね。
嬉しいことがあったら?
悲しいことがあったら?
大好きなことをする時は?
気が進まないことをする時は?
いろんな状況に当てはめてみましょう。
音の動き方に応じて、それぞれの指の動きを考えてみましょう?
以外に小さな動きで弾けることが多いです。
指を縦に動かす…音を出す時
指を横に動かす…広げる・縮める・交差する・飛ぶ
のように、動きを分解して考えてみます。
弾く所に指が用意できていれば後は必要なスピードで下すだけです。
いろんなことを考えて、準備して弾くと、
『ずいぶん楽に弾けるのですね』
というのがほとんどの生徒さんの
自然に口から出てくる感じの感想。
はい、自分の体にも優しい、省エネで弾きましょう!
最近こんなお話をしつつレッスンできる生徒さんが
増えてきて、嬉しい限りです。
一緒に、音楽を深め・楽しみましょう!