2014.09.27
アレクサンダーの学びの中で
『実験』の意味を再確認しました。
結果がどう出るかわからないから、実験する。
その経過をよく観察する。
とても大切なことです。
学校の教科書に出てきた実験は、
結果も書いてありました。
教科書と異なる結果が出てしまったら、
『やり方が悪かった』と、怒られたことも。
最近では、危険だからと言って、
実験映像を見て終わりにすることも有るそうです。
結果ありきの実験ではワクワクできません。
上手くいかなかったらどうしよう・・・・・・
という不安さえ抱いてしまいます。
ピアノやヴァイオリンの練習も、
上手くできない時は、いろんな方法を考えて提案します。
自分の経験や今までの生徒さんとの経験の中で、
≪経験上、こうすれば上手くいくだろう≫という予測はつきます。
『できるかな?出来なかったらどうしよう……』
と不安になってしまう生徒さんも少なくありません。
でも、それぞれ人によって解り安さや、やり安さは違います。
だから言われた通りにできなくても、良く解らなくても大丈夫。
うまくできるかどうか実験してみましょう!
そして、うまくいけばオッケー!
『わかりません』『できません』と言ってもらえれば、
次の手を考えましょう。
直ぐにうまくいかなくても、いろいろ試しているうちに、
自分にピッタリの方法が見つかりますよ。
一人で出来ないから習いに来ているのです。
一緒に上手くいく方法を考えましょう。
そして実験実験。
だから、自分の気持ちをいっぱいお話してくださいね。