2014.09.25
先日のブログにも書いていた、
ショパンの遺作の楽譜が見つかりました。
いろんな人に聞いてみたりしていたのですが、判らず。
ふと、思いついて、
楽譜下の《F.M.S.5417》《E.A.S.14208》
を入れて検索をしてみると、出てきました。
AUS EDITIONS SALABERT の文字が、
サラベール社の楽譜は持っているような気が……
アルフレッド・コルトーのフィンガーテクニックの裏表紙に、
Chopin囲みの中に CEUVRES POSTHUMES の文字が……これか?
検索で出てきた画面にも
何となく見たことのある、楽譜の表紙に日本語も見えます。
これらを頼りに楽器店の営業の方に捜して欲しいと依頼。
『この表紙なら、全音から出ている』とのこと。
今日その楽譜が届きました。
2012年3月に大阪音楽大学の八田惇教授が
この、サラベール社の『コルトー版 ショパン遺作集』を
翻訳出版されていました。
ちょっとドキドキしながら、
持っていたコピーと照らし合わせました。
音符の高さ・リズム・アーテュキレーション・ダイナミック・
ペダル・テンポ指示などなど、すべてが一致。
曲の始まりの所に書いてあった、3minの文字も(3分)と訳されていました。
勿論日本語の解説はプラスされています。
私の持っていたコピーは、
元のサラベール社の遺作集から取られたものでした。
元譜が判明して、
判り易い解説が書いてあって、
他の遺作にも出会えて、
とても嬉しい出会いができました。
これで落ち着いて練習が出来そう!