2014.06.02
草引きをしている時、ふと思いついて
離れた所から始めて、出来ている所までつなぐ。
これは良く生徒さんに提案している、練習方法です。
最後が盛り上がって、かっこいい曲に適しています。
ザーッと全体を見渡して、部分練習に入る時、
まず最後を練習します。
最後がうまく弾けると満足度が上がりますね。
最後ができるようになれば、少し前を練習します。
部分練習ができてきたら、
上手くいった時には、最後まで続けます。
上手くつなげられるようになったら、また少し前から……
と言うように、だんだん前から練習して、
長い距離をつなげられるようにします。
部分練習が良くできて、
【気持ちよく弾けた時だけ最後まで通しても良い】というルールです。
間違えたり、つっかえたりした時は、続けてはいけません。
フィナーレまで弾きたい気持ちが、集中力を高めることになります。
最後まで辿り着けた満足感を、味わえます。
仕上げて人前で弾く時など、
後ろに行くほど、弾きこんで自信があると
最後まで、落ち着いて弾くことが出来ます。
最初から弾きはじめると、途中で止めるのは意外に強い気持ちが必要です。
途中から弾きだすのは、前の部分を見ないので気になりません。
どうしても最後まで弾きたい気持ちの強い生徒さんには特にお薦めの方法です。
お試しあれ!