2014.04.21
『バーナムピアノテクニック』の導入書の終わりの方に出てくる
「丘をのぼろう」 は《ドレミファソジャ~ン》 と言う簡単なパターンで
ハ長調・ニ長調・ホ長調・ヘ長調・ト長調と上っていきます。
そこで、それまでは指の番号で引っ越ししていましたが、
1巻に入ったら、音符・鍵盤図の両方と関係づけて、
全調に移調することにチャレンジしていきます。
まずは、前出の5つの調にチャレンジ。
チャレンジする曲の所には、1オクターブ分の鍵盤図を貼り、
出来た所に○をつけます。
慣れてきたら、空いている所を埋めたくなってきます。
イ長調はすぐに発見。
ロ長調は、難航することも多いです。
でもこれで発見からの調は制覇できるとなると頑張ってます。
ここでひと押し、『これができるんやったら、黒からもできるんちゃう?』
『黒からもできたら、12こ制覇でキラキラシールだよ』
これで、また、がぜん張り切って・・・・・・・
もちろんどの曲でチャレンジするのも自由。
自分で決めてもらいます。
どれが移調しやすいかを見極めるのも、譜読みの力が必要です。
始めは、移調しやすいものが選べるようにアドバイスしますが、決めるのは自分。
そのうち、思ったより楽!
思ったより大変だった(涙)ということも……
でも自分で決めたら結構がんばれます。
後で困った時ように、1曲目の時に指の置く位置を見つけたら、
鍵盤図と五線に書いてカンニングペーパーを作っておきます。
最初は、5指音階で指くぐりや指広げのないものにします。
5指音階のメロディーに慣れたら、和音にもチャレンジ。
そうすると、1オクターブの音階もできるようになってきます。
シャープやフラットがいっぱいついていても、あまり困らなくなっていきます。
私には中々できなかったこと、
今でも頭の中で必死に読み替えながら弾いている私には、
羨ましいくらい、力をつけていく生徒さんたち。ありがとう!