2014.03.23
今Eテレで『リゴレット』を見ています。
何年か前、所属のアマチュアオケに
『リゴレット』の演奏のお誘いがあった時、
≪オケピットに入ってみたい!≫
と言う強い好奇心を押さえられずに参加しました。
指揮者はプロで、オペラの専門家。
曲ごとの休みもなくどんどん続くので、
ブンチャッチャッばかりの楽譜では、
譜めくりをして、曲のイメージを考える間もなく
練習の時から、オロオロの連続。
『次の曲の歌詞を書き込んで、その雰囲気を出せ!』と言う指示、
ごもっともだとは思うものの、
CDを聞いてもイタリア語はチンプンカンプン。
『そんなん直ぐにできたらプロになってるわ!』
と、密かに悪態をついたことも。
何とかCDを聞きながら自分なりに、
次の曲のイメージを前の曲の後ろの方に書き込んでいました。
いつもは2ndの方が性に合っているのか弾きやすいのですが、
この時ばかりは、メロディーが多い1stを羨ましく思いつつ弾いていました。
本番でも、
いろんな制約で、1stと2ndヴァイオリンが逆位置だったり、
2ndはブンチャッチャッばかりで迷子になったり
かなり狭くて弓がぶつかったり、
暗くて楽譜が見えなかったり、
指揮者が見え難かったり・・・・・・
オペラの演奏がこんなに大変なのだということも分かり、
貴重な良い経験になりました。
苦しくも、楽しい思い出です。
また、やってみたいな~