2014.03.16
最近は放送してないのかな? 『一休さん』
座禅を組んで、
頭に人差し指を持って行って、
ポクポクポク・・・・・・
しばらくの沈黙の後、
『ち~ん』 いいアイデアを思いつく。
トンチの内容よりも、あの考えるのが大事です。
グループレッスンの時、どうしても
速く大きな声で言うのが○と思われがち、
その子につられてしまったり、考えていない間に、進んでいる。
一人一人にしっかり考えて、自分で結論を出して欲しい時には、
『一休さんタイム』 と、宣言します。
『一休さんタイム』のお約束は、
口を閉じて考えます・・・・・・誰かの声が聞こえると、影響されやすい。
自分で考えて答えを出します・・・・・・自分で決めたら、集中しやすい。
黙ったまま、動きます・・・・・・動き方で、その子の理解度がわかりやすい。
例えば、2つのパートに分かれる時、
説明⇒ 『一休さんタイム』 ⇒AかBの所に移動。
難しい方にチャレンジするのか、簡単な方をばっちりできるようにするのか。
自分で決めます。
その結果、深めたり、先に進めたりします、再度 『一休さんタイム』 だったり・・・・・・
曲の仕上げが≪もう1歩≫と言う時にも、
A ちょっとおまけで、この曲を終わる?
B この曲は気に入ってそうやし、もう1週間練習してきて、もっとばっちり弾けるようにする?
と、自分で決めてもらうこともあります。
もう、その曲をあまり弾きたくないのに、宿題にしても
疲れるだけで、気持ちが入らないので効果は薄いです。
Bを選んだ時は、もっと良くしたい気持ちがいっぱいなので、とてもよい効果が出ます。
誰かに言われたり、真似をしたり、流されたりするよりは、自分で決まる方が好いですね。
自分で考えて、答を出して、行動する。
この流れをしっかり身につけてほしいです。
これは音楽だけでなく、他の勉強や生き方にも大切なことですね。
このちょっとした時間を、大事にして、結論を待ちましょう!
『あわてない~あわてない~』