2014.03.09
新しく作ったテキストには、仕掛けがいっぱい。
実は簡単に弾けちゃうけど、パッと見は難しそう!
簡単そうに見えて、実はちょっと大きな山。
今までに見たことの無い印も出てくる。
聞いて弾けていたけど、楽譜に書いてあってもわからない?
前のテキストでは、全部同じ形の6手連弾だったけど、
今度のテキストでは、6手連弾は多いけど、
ソロだったり、一つの楽譜だけど、カノンになっていたり、
グリッサンドやパーで弾くところが有ったり・・・・・・
テキストを前から順に弾いていくことにもこだわっていません。
『好きなのから弾いてもいいよ』 と言ってあります。
『これはどう?』と提案をして、少し弾き方を説明するけど、無理強いはしません。
パラパラといろんな所をめくっているようです。
『これは何?』 『どう弾くの?』 と言う質問が出てきました。
そして、『こんなんがやりたい!』 とか、
2オクターブくらいでいいよと言う 『バッタさん』 も
『端から端まで出来る!』 と頼もしい言葉が出てきました。
(いい感じ・・・・・・質問が出てきたぞ!)と喜びつつ、
『ここはこう弾くよ』 と少し弾き方を教えたり、ヒントを出したり、
前にやったことと結び付けたりしています。
やりたい何かがうごめいています。
目に見える上達を、すぐに見ることはできませんが、
生徒さんの中に、いろんな貯金ができていくのを楽しみにしています。
どれか一つ、やってみる気になって、がんばれたら
あれもこれも、急にできるようになって、
『やったらできる』 に自信につながります。
自分でチャレンジする気持ちになるのを待っていますよ。
それまでは、ボチボチいきましょう。