2014.02.16
一昨日、≪フライブルグ・バロック・オーケストラ≫の演奏会に行ってきました。
いつもは自転車で行くのですが、あいにくの雪空。
帰り道が心配なので、テクテクと歩いていきました。
コンサートホールまでは歩いても25分。
6時までレッスンをしていても、7時にはホールに座っていられる。
何とも恵まれた環境に感謝しつつ・・・・・音に包まれる。
バロック特有の柔らかく、落ち着いた音色にホンワカ気分。
チェンバロの音も、可愛いらしく透き通った音で響いている。
しかし、バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲の一気聞きは、重たかった。
しかも行ってから気がついた。
バロックオーケストラに釣られた自分をちょっぴり反省。
時間的制約の為か?
最近のはやりなのか?
やたら忙しい。
ヴァイオリストの大きなパフォーマンスも、目につきすぎる。
この12文過ぎる満腹感に、感謝するべきか、
胃薬を飲むべきか……
アンコールのテレマンでホルン五度の響き。
やっぱりホルンのこの響きが好きだな~~~~
ホルンには、ヘ長調がいいな。
とすれば、ヴァイオリンはさしずめG楽器だな。
アンコールが済んでも、拍手は大きく鳴り響き、
最後の一人が、袖に隠れるまで(隠れても)惜しみない拍手が続いているのに、
半分以上の方が席を立って、コートを着ながら舞台に背を向けている中、
舞台に戻られた演奏家の皆さんはびっくりされたでしょうね。
観客たちはみな立ち止まって、拍手はまた大きくなって・・・・・・
惜しみない拍手を送りつつ、帰りを急ぐ。
ちょっと不思議な光景でした。
時計を見ると、21:30。
普通よりは遅い終了時間。
足元の悪い中、お迎えの方を気にされたのかしら?
帰り道を急がれたのかしら?
ごちそうさまでした。