2014.01.24
難しい所がうまくいかない時、その原因を見つけることは大切です。
それは、どうすればそこをうまく弾けるようになるか?
その方法を見つけるためです。
けして、自己嫌悪に陥ったり、出来ないことを納得させるためではありません。
『体が固いから・・・』 『もともと指が開きにくいのです…』
それで、解決でしょうか?
身体は固いと決めてしまったら、余計に固まってしまいます。
固めたまま練習を重ねても、辛いばかりですね。
固いと思うのなら、少しでも柔らかくなる方法を考えませんか?
あなたの体は、石や金属でできている訳ではありませんね。
では今よりも、0.1mmだけ、広げよう。柔らかくなる。
と、思ってみませんか?
同じようなパターンが続く時、その最初の所だけを、
ゆっくり練習してみませんか?
1つ目ができたら、ちょっとは自信が出来るかしら?
後は同じように練習できます。
実は、私も20才の頃は、1オクターブを開くのがやっとでした。
間に音が入っている、4和音なんて、とんでもない!と思っていました。
苦手意識、身体が硬いから、という気持ちでいっぱいでした。
でも、今はちゃんと弾けるようになっています。
両手で8~10個の音が、あっても大丈夫です。
広がるようになりました。
必死に頑張るのをやめて、
手がどんな感じに広がるのかを観察したり、
広げたい!と願ったり、
広がる!と信じたり、
そんな練習をすることで、出来るようになりました。
あなたも、ほんの少しなら広がる! と自分を信じて、
丁寧に練習をしてみませんか?
自分には無理、ダメだ、とあきらめないでくださいね。