2013.12.05
舞台発表の時にみんなでお辞儀をします。
みんなが揃うように、『じゃ~ん、じゃ~ん、じゃ~ん』例の音です。
いつの間にか、身についてしまって、ピアノが鳴ると反応しています。
私も当たり前のようにやっていました。
最近『ちょっと待てよ』と思うようになりました。
和音のイメージからいけば、とても自然な動きのように思います。
が、小さな子供たちには、単に『お辞儀の合図』として、インプットされています。
でも最初の『じゃ~ん』で、もうお辞儀をしている子もいます。
まったく揃っていません。
あれ? 何のためのピアノ?
そもそも、2歳児のお辞儀が揃っている必要があるのかしら?
とある式典では、マイクで『ピアノの音が鳴ったら、お辞儀をします、礼』
と言ってからピアノが鳴っていました。
周りの人たちは、『礼』と言う声に反応したり、
反応を止めてピアノに合わせたり、
2回お辞儀をしたり、いろいろあってバラバラです。
う~ん、なんだか変。
舞台に出る時、
真直ぐに並んでいるのは美しい。
みんながピシッと揃ってお辞儀をしているのも美しい。
でも、そのためにお辞儀の練習をさせられて、カチカチになっているのはおかしい。
意味も分からず何回もお辞儀の練習ばかり・・・・・・本末転倒。
子供たちに聞いてみたら
『ちゃんと、お辞儀しないとかっこ悪い!』…ガチガチさんやらフニャフニャさんやら…(?)
『聞いてくださいってお願いするの』…お願いになってないよ~(涙)
教えられた答えが返ってくる。
そういえば、おはようございますの挨拶も、気持ちはどこかに行ってる。
言わされている・やらされている感が溢れているのは、悲しい。
みんなはどんな気持ちでお辞儀をしているのかな?