2013.11.10
褒めすぎで、気恥ずかしいのですが、思いをわかっていただいてうれしいので、
転載させていただきます。
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長谷川先生との出逢いは約6年前。京都シティフィルハーモニー交響楽団に入団した時。
2年程連絡を取っていなかったが、私の知り合いから、合唱曲にオブリガードを付けてバイオリンを弾いてくれないか?というお話をいただいて、「私にはそんなセンスも技術もないしどうしよう!」と考えていたらすぐに長谷川先生が頭に浮かび、躊躇しながらもメールすると、快く「いいよ」という返事が返ってきた。めっちゃ有り難かった!
それが編曲の勉強の始まりで、半年前。
いざ始めると、何も知識のない私はコードを覚える所から。
新しい発見で、「へぇ~へぇ~」と頷く。
コードが決まれば、その中からベースの音を決め、内声、メロディーの高さ、オブリガード…色んな決まり事があったり、頭はパニック状態。
たかが8小節の曲2パターンが、3ヵ月もかかった!
長谷川先生ってスゴい!改めて尊敬する。
音楽教室の生徒さんには、オリジナルテキストの他に、それぞれの生徒さんが好きな絵本に曲を創り、
それを教則本にしている。
それぞれの生徒さんのレベルを考え、それでいて課題も組み込み創っているそうです。
今日、バイオリンの生徒さんが持ってきた絵本の、出来たてホヤホヤ曲を弾かせてもらった。
18コのお話からなっている曲。どれもきれいな曲。
少しずつ難しく、色んなテクニックが入っている。
まだこれを、時間かけて手直しするそう。
羨ましい!こんなステキな教則本で学べるなんて!
こんな先生、二人といないだろう。
いとも簡単に出来たかのように、「はいどうぞ」と渡されているテキストだが、
生徒さんを思い浮かべ、弾きやすさ、課題等、私には考えつかない配慮が詰まっている。
長谷川先生との会話から、生徒さんの成長が本当に嬉しくて、
そのための努力は惜しまないという想いが伝わってくる。
私も小さい頃、ピアノを習っていたが、嫌で嫌で練習なんか全くしなく、いい思い出がない。
長谷川先生の教室に通えていたら、全く違った音楽人生だっただろうと確信を持って言える。