2013.10.11
昨日は地域の敬老会の集いに、指導している女性会の歌声サークルで参加してきました。
女性会の皆さんは日頃から、地域でいろんなお世話をなさっている方ばかり。
場慣れをされているのかと思いきや、歌うことはどうも別のようです。
普段の練習の時も、何回か歌うと声が良く出て揃ってくるのですが、
1回目は・・・・・・・・
これは誰にでも、特にアマチュアにはよく有ることなのですが、
せっかくの練習の成果が出せないのはもったいない。
残念ながら、皆さん会場準備などでお忙しい。
当然リハーサルの時間も無く、いつもぶっつけ本番状態。
今回は控え室が会場よりも遠いのと、広めであり、前のゲストの時間も多い目。
と言うことで、練習と言わずに、いきなり私が歌いだしました。
そしたら皆さんつられて声が上がり始めます。
だいぶ揃ってきた所で、私はハモリだしました。
練習や舞台では諸事情で斉唱ですが・・・・・
すると皆さんの顔が緩みだし、ハモリを楽しんでおられる様子。
『学生時代は下をいっぱい歌ってたわ』と懐かしそうに歌われる。
それじゃあ私はと、ソプラノでオブリガードを入れる。
とても楽しい雰囲気になって準備完了!
その流れで、舞台裏へ。そして本番。
いつもより、声も良く出て、響きもきれい。
後から、聞いていたお客様たちから
『よかった』『よかった』の声。
心配している娘さんたちからも
『今日は今までより声がよく出て良かったですよ』とお褒めの言葉。
出演前に、楽譜どおりの練習ではなく、
楽しく歌で遊べたのが良かったかな?
こんなムードの作り方もありですね。