2023.12.28
ある時、ホームページのお問い合わせに「大変ご無沙汰しております。覚えていらっしゃいますでしょうか」とメールが届きました。
なんと!!!!30年も前の教え子からの着信でした。最近、過去に習得した曲を弾いている際、ふと先生は元気かしらと気になってくれたそうです。現代のネットの力は凄まじく、私のところに辿り着いたとのこと。勿論覚えていますし、よくぞ繋がってくれたと感激でいっぱいでした。
もともと実家で指導させていただいていましたが、進学されて電車通学になってからは私の自宅まで学校帰りに通ってきてくれていました。
大変優秀でコンクールで素晴らしい成績を残されたこと、部活のヴァイオリンを片手に重たい授業の荷物+楽譜で大変だったこと、英語が得意でスピーチすると言っていたこと(テーマまで覚えています)、発表会直前に入院されてお見舞いに伺ったこと、その時Мちゃんは手術がワクワクすると言っていて、私はギプスをしてみたいと話し、変な思考に意気投合したこと、こう振り返るとレッスン以外での会話も多く、師弟であっても壁のない気持ちの交流があったなと感じます。
メールを何通かやり取りする中で、26日の墨田ステップに聴きに来てくれる運びとなりました。メールの文面から当時の明るく聡明な面影そのままであることがよく伝わってきました。
そして当日、終演後にロビーで待ち合わせのお約束🤗💓🎵
「玲子先生〜✨」と言いながら駆け寄ってきてくれたМちゃん!高校生の時のままです!手を取り合い懐かしさで喜びが溢れました😭
近況を伺いましたが、もっとずっと話していたかったです。お母様もご一緒にいらしてくださり感謝の気もちでいっぱいになりました。
「どうしているかしら」とふと思うことがあっても、こうして再会が実現するにまで至るなんて、Мちゃんの行動力と温かい心に感謝しています。
Mちゃんのことで忘れられないことがもう一つ。私が人生最大の深い悲しみの中にいる時「先生…」と言って肩を抱き寄せてくれました。言葉にならないのは分かっているけれど、高校2年生の女の子がこんなにも心に寄り添ってくれるんだと思い、感情が抑えきれなかったことを覚えています。本当に優しい方です。ありがとう。
きっとまたいつか会えますように…次の演奏の機会にまたご案内しようかな🍀