2021.02.18
この度、保育園年長と小学5年生の生徒2名が、日本バッハコンクールの全国大会で金賞を受賞しました。
年長さんの生徒は、2019年6月に入会してピアノを習い始めました。一年経った頃には細かい部分まで丁寧に演奏できる個性が見え始めていたので、そこを伸ばしていきたいと思っていました。
コンクールの練習に入ってから、レッスン中お母様は横でずっと録画をしており、自宅の練習では繰り返し再生して参考にしてくださっていたようです。コンクールにお母様のピアノ経験の有無は関係ないと思っていますが、お母様ご自身がピアノの経験が無いことを懸念されており、当教室の生徒でもある4歳上のお姉ちゃん(バッハコンクール全国大会の出場経験あり)の協力を得ているとのことでした。とはいえ、本番直前にはかなり細かい部分の演奏法について質問を受けることが多くなり、お母様もお子さんのサポートをしながら共に音楽を深く追求していかれる姿に感心していました。
初めてのコンクールで金賞!熱心にサポートする環境が良い結果に結びついたと思っています。
小5の生徒さんは習い始めの頃から積極的にステージに参加されています。お母様ご自身もピアノを学びつつ指導もされていますが、だからこそお子さんとの向き合い方についても長期に渡りアドバイスして参りました。幼い頃は、お母様のサポートという意味では練習に付き添う所から必要ですが、いつまでも付きっ切りでは演奏の良し悪しの判断が自分でできない恐れがある・・・。音楽を自分で解釈理解し、心から音を奏でなくてはなりません。ですのでこの生徒さんに関しては自立に向け、お子さんの成長度合いによりお母様の携わり方を少しずつ変える方向で調整してきました。お母様にはよくご理解していただき、お子さんには心地よい環境でレッスンしてこられたと感じています。100%お子さんが自力で得た金賞と言えることが何よりも嬉しく思います。その上、同一曲(インヴェンション12番)を演奏した中での第一位であるベスト賞も頂けて、本当によく頑張りました。
お二人とも本当におめでとう!素晴らしいです!金色トロフィーが神々しい🏆✨
これからも頑張ってね♪✨