2020.06.03
6月に入り、通常対面レッスンを再開しました。
二週間はオンラインとの併用で、生徒さん同士が密接しない様に間隔も空けています。
これまでほぼ全員の生徒さんにオンラインレッスンを行ってきました。当初は、対面レッスンより質が落ちるだろうという先入観を持っていましたが、実際にやり始めたらオンラインにはオンラインの良さがたくさんあると実感しました。
まずアプリにっよっては、対面レッスンと同程度に音質や音色に踏み込んだレッスンが出来るという事。ホワイドボードを共有して、一緒に音符を書き込んだりして楽しめる事。複数のカメラで、全身だけでなく手元やペダルの操作が間近で見てもらえる事などなど。
更に、小学生の自主性が育まれた事もそうですが、オンラインに向いている生徒さんがいる事が新発見でした。どこの部分の何を直すのか、自分で楽譜に書きこむ事で改善する意識が向くのでしょう。対面レッスンでも同じ事を話しているのに、オンラインの方が確実に直っているという子が数人見られました。意外な嬉しい傾向です😊 画面を通すと、他の無駄な情報が入らないので集中するからでしょうか。
対面レッスンに戻ってからも本人に書きこませようかしら・・・と思ってしまいます。暫くはなるべく距離を取ってレッスンするつもりなので丁度良いかな(^^♪
大きな生徒さんや保護者の中には、私と同じ先入観を持たれた方がいらしたかもしれません。オンラインならではのメリットを活かし、必ずプラスになるレッスンをするための工夫をしてきました。小さい生徒さんには楽しんでもらうために試行錯誤しました。私自身にとってもオンラインレッスンは非常に勉強になる時間となりました。