2014.06.15
より積極的に学びを育もう!!をテーマに6月10・11日ヒルトン東京ベイで開催されました。
1日目は指導者と生徒が一緒に弾けた喜びを共有して生徒との絆を持つこと。などの生徒の気持ちをくみ取る音楽教育などの講演のあと、音楽自由人・秦真理子さんのエネルギッシュの秦流音楽のすすめで音楽をいろいろな角度から楽しく提案してくれ私達も心・頭を柔軟に音楽をとらえなければと思いました。2日目はこどもの感性を育てるとっておきのアプローチ法というテーマで作曲者・春畑セロリの講演がありました。
現在社会では電子音に囲まれァコーステックな(生の音)を聴いて育っていない子供が増えているので是非、生の音のすばらしさを指導者は聴かせあげてください。また、本物の楽器とは音楽を聴いてイメージを持ち、それをどんな風に弾こうか?と思いその意志が指に伝わり、表現に変わり演奏となります。ピアノの演奏技術を磨くだけが真の音楽指導ではありません。ということをいろりろな実践で感じました。たとえば何も言わずに弾いてくださったピアノ演奏、これにどんな題材をつけますか、色は何色ですか、どんな登場人物がいますか?など。色々です。
もし答えられないときは、今日はイメージが浮かばないのね・・・。と深く聞かないこと。など
この講演を聞いて、弾こうとする情操(イマジネーション)が楽曲へのアプローチにつながるというを感じました。
指で弾くのではなく心で弾くためにをテーマに
ピアニスト江崎昌子さん・歌手稲村なおこさんの
楽しいトークでした。二人の経験されてきた事、特に作品には作曲者の思いが込められています。それを心から感じて発見した、それを伝えてコンサートをしています。
どの講座も心で感じた事を音にして表現していく。その大切さやそのためには指導者はどんな風に指導していかなければいけないかということを学んだ2日間でした。毎年シンポジウムに参加し講演を聞いて、私なりに心新たに一年間レッスンを積み上げていこうと思える時間です。